自動糸通し器は針穴に糸通しができる、便利な機能です。
自動糸通し器は、針穴に小さな糸通しカギを後ろから差し込み、前にある糸を引っ掛けて後ろに丸く掻き出すような仕組みです。
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知っておくと便利なミシンの使いかたや、縫いかたのコツを紹介しています。
自動糸通し器は針穴に糸通しができる、便利な機能です。
自動糸通し器は、針穴に小さな糸通しカギを後ろから差し込み、前にある糸を引っ掛けて後ろに丸く掻き出すような仕組みです。
糸ごまが正しくセットされていないと、糸立て棒に糸が絡みついたり、糸切れや糸調子不良の原因となります。
正しい糸ごまのセットとポイントを確認しましょう。
【ポイント】
・糸ごまの切りみぞを糸立て棒の根元に向ける
・糸ごま押えで糸ごまを押える
切りみぞを糸立て棒の根元に向けてセットする
糸が出る方向に糸ごまの切りみぞがあると、切りみぞに糸が引っ掛かり、糸が切れたり糸調子がとれないことがあります。
糸ごまに切りみぞがある場合は切りみぞが糸立て棒の根元に向くようにセットしてください。
下糸が均一に巻けていなかったり、ボヨボヨしていると糸調子が不安定になり、糸絡みなどの原因となります。
正しい糸の巻きかたとポイントを確認しましょう。
【3つのポイント】
・正しく糸をかける。
・スピードはいちばん"はやい"に設定する。
・糸端をしっかり持ち、巻き始めに糸をたるませない。
「縫い目の長さ」とは、針が下りてから次の針が下りるまでの距離、つまり縫い目ひと目分の長さのことです。
縫う素材によって調整することで、美しい縫い目に仕上げることができます。
※縫い目長さが調節できない機種があります。
コンピュータミシンでは、縫い目の長さやジグザグふり幅/直線針位置を自動設定もしくは手動設定から選択できます。
【ポイント】
素材や目的に合わせて縫い目の微調節が可能
自動設定
模様を選択すると、その模様に最適な縫い目長さ・ジグザグふり幅で縫うことができます。
直線縫いの模様の場合は、針落ち位置は中基線で縫うことができます。
手動設定
調節つまみ(ボタン)をピっと音がする所まで動かしたあと、設定したい位置へつまみ(ボタン)を動かすことで、お好みの縫い目の長さやジグザグふり幅で縫うことができます。
直線縫いの模様の場合は、針落ち位置の変更が可能です。
※ 一部仕様が異なる機種があります。詳しくはお手元の取扱説明書をご確認ください。
手動設定時の注意点
電源スイッチを切ると、手動で設定したデータがリセットされます。
その為、電源を入れたときに調節つまみの位置がどこにあっても自動設定に戻ります。